明治カールが西日本で生き残った理由

売上低下で完全に販売を終了させるつもりだった明治カールが、なぜ西日本で生き残ることができたかの理由を知ることができました。

 

もちろん50年近く販売されてきた伝統あるスナック菓子だからというのもありますが、なぜそれが西日本だったのか。
日経電子版の『「カール」が映す日本社会の風景』という記事を読んで分かりました。
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カールはスナック菓子としては袋が大きくてかさばるわりには100円程度で利幅が少ない。
もっとコンパクトでカールよりも利幅の大きいスナック菓子が優先される。
 

特に陳列スペースの限られているコンビニでは。
 

そのコンビニ、僕は知らなかったんですが、西日本よりも東日本のほうが店舗数的には上回っているそうなんですね。
つまり西日本では、まだまだスーパーやドラッグストアなどの存在感が大きいことから、かさばるわりに値段が安いカールでも存続できる可能性があるということらしいんです。
 

でもこれだと、西日本でも今後コンビニの店舗数が増え存在感が強まるにつれてカールの居場所がなくなるということ。
ポテチに追いやられ、コンビニに締め出され、ゆくゆくはやはり完全終了ということになるんでしょうかね。